Story

開業物語

開業のこと、そして今。

現代社会と心の負担

現代は高度な情報化社会です。メディアやインターネットで情報が瞬く間に全世界に伝わるような社会の中で、私たちの生活はますます慌しく息苦しくなっています。デフレ時代に入って働く時間はますます長くなり、逆に睡眠時間は短くなっています。

そんな社会状況の中で、私たちの心は知らず知らずのうちに蝕まれています。漠然とした不安感にさいなまれることはないでしょうか。効率ばかりが重要視される中で私たちの心も悲鳴を上げています。

しかし、社会全体の状況だけが悪いのではありません。私たち個人をとりまく環境は複雑で、その中に家庭があり職場があり友人がいて、私たちはさまざまな関係の中で生きています。その関係のきしみがストレスの根源なのです。

ストレスとの向き合い方とセルフケアの重要性

一人一人の中にもストレスを生む要因はたくさんあります。完璧主義の人はいつも高い水準を求めすぎてしまい徐々に消耗してしまいます。人の和や秩序を重んじる人は混乱した状況に置かれると和を保とうとして奮闘しついつい無理をしてしまいます。

そこでセルフケアが重要になってきます。まず自分のストレスをきちんと認識して把握すること。セルフケアの上手な人はストレスが忍び寄ってくるとすばやく察知し、厳しい状況に置かれてもなんとか切り抜けることができます。

ただし、どのような状況でもうまくいくとは限りません。厳しい状況が続くなかで、過度な不安や抑うつに陥ることがあります。症状は徐々に強くなってくることもあれば、突然やってくることもあります。どうしても自分の力だけでは抜け出せない場合や心が弱ってセルフケアができなくなった場合は思い切って心療内科で治療を受けてみてください。
図子メンタルクリニックでは、受診される方の「本当のニーズ」を見極め、より良い医療を提供したいと思っています。

クリニックの現状-
ニーズに応える、
多くの善意、
患者離れのこと

変化する医療環境と
地域医療の課題

現代は高度な情報化社会です。メディアやインターネットで情報が瞬く間に全世界に伝わるような社会の中で、私たちの生活はますます慌しく息苦しくなっています。デフレ時代に入って働く時間はますます長くなり、逆に睡眠時間は短くなっています。

そんな社会状況の中で、私たちの心は知らず知らずのうちに蝕まれています。漠然とした不安感にさいなまれることはないでしょうか。効率ばかりが重要視される中で私たちの心も悲鳴を上げています。

しかし、社会全体の状況だけが悪いのではありません。私たち個人をとりまく環境は複雑で、その中に家庭があり職場があり友人がいて、私たちはさまざまな関係の中で生きています。その関係のきしみがストレスの根源なのです。

「患者離れ」の大切さと
目指す医療

開業当初から心がけてきたことの一つは「患者離れをよくする」というものです。砂原茂一氏は「医者と患者と病院と」(岩波新書)で「いい医者とは患者ばなれのいい医者である」と述べていますが、いい言葉だと思いました。適切な親離れや子離れができていることはとてもいいことだし、傍から見ていても気持ちのいいものです。それと同じように「患者離れ」はとても重要なポイントです。
「やみくもに患者を自分の手許にしばりつけておく」医師がそんなにいるとは思いませんが、やはりそれがいいはずはありません。適切な時点で患者さんを放していく、大空に向かって飛び立つのを積極的に支援していく。今もそんな医師でありたいと思っています。